前回の「米国の竜巻の被害・死者数100人を超す」で、カリフォルニア州からアーカンソー州、イリノイ州、テネシー州を襲った幾つかの竜巻による被害について、死者の数は100人を超すことになるようだとお伝えしたが、昨日から今日にかけて伝えられるところでは、被害の規模は当初の見通しよりはるかに大きく、死者の数はカリフォルニア州で74人、他の4つの州で14名の死亡が確認されており、今もなお100名以上の行方不明者出ているようなので、全体の死者の数は200名を超すことになりそうである。
こうした惨状に遭遇した1人の女性がその時に受けた衝撃の凄さを「列車が近づいてくるような轟音が聞こえて、「神の怒りが迫ってくるようだった」と語っていたのが、印象的であった。今回の悲惨な惨状が、米国がこれまで世界各地で行ってきた戦争行為に対する「神の怒り」によるものであったとするなら、彼女は直感でそれを感じとっていたに違いない。
我が国への原爆投下から始まり、ベトナム戦争、アフガン・イラク戦争・・・・・で世界各地の罪のない多くの一般市民に死と苦しみをもたらして来たその罪の大きさは巨大で、米国はこれから先、国家とそこで暮らす一般市民がそのカルマを刈り取ることになろうとしているのだ。気の毒なことであるが、いま地球は再生に向かって進んでいる時だけに、それは避けては通れないのである。
そうしたことは何も米国だけに限ったことではない。これから先、我が国を含め世界の多くの国々、多くの民族が皆大小の違いはあっても、それぞれの国や民族が積んできたカルマの解消のために、避けては通れない道であるのだ。そうした関門を通らなければ、再生する3次元地球はカルマの渦に包まれた星となってしまうからである。